私がこの仕事に出会ったのは、東京にある
「彫升(ほります)」という会社でした。
そこは石材全般ではなく、お墓に亡くなった方のお名前を刻む「彫刻」を専門に扱うニッチな会社でした。
全く知らない世界でしたが修業を通じ、石のミスが許されない怖さや、人のお名前を刻む責任など、基本は確かにそこで教わったと思います。
また社員全員が舞台役者というユニークな環境で、先輩や親方との日々もまた、今も残る財産となっております。
その後、26 歳のときに地元松本へ帰郷し、のれん分けという形で独立いたしました。当時は「まずは自分が食べていくため」という気持ちが大きかったと思います。
あれから 20 年あまりの年月が経ちましたが、自分ひとりでやり遂げたことなど一つなく、いつも周りに支えられ、少しずつ学ばせてもらったことを思います。
2021 年 9 月に法人化し、弊社はみなさんの「祈りを支える」といたしました。
なにも無い私が彫刻を教えて頂き、地域や周りの方に支えて頂き、メンバーに恵まれました。
小さな弊社ですが、職人のモノづくりから、
みなさまの祈りを陰ながら支えることに尽力いたします。
今後とも末永くよろしくお願いいたします。